オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
「あぁ…でも、直ぐに切れてしまったが…隣に濱部社長が居るし。仕方ないな…よし、これでいつでも…華と話ができるぞ」
俺はスマートフォンに向かって含み笑いを浮かべた。
「で、この部屋はどうするんですか?」
「住むさ…このまま…濱部社長に負けてはいられない…」
「・・・報酬も頂いたし…これから貴方の秘書として力添え致します」
「その言葉信じるぞ!!栗原」
「でも・・・報酬はキチンと頂きますよ!社長」
「ちゃっかりしてるな…」
「子供たちの為にもしっかり稼がないと」
「お前!?子持ちなのか??独身だと訊いたが…」
「独身です…」
「・・・まぁ、どっちでもいいが、染中さんのコトは大切にしてやれよ…彼女…真面目そうでお前が初めてのオトコのように見えるから」
「…はい…彼女にはキチンと子供たちのコトはお話しています」
「それならいい…」