ポエム集1「木漏れ日の朝日」
「昼下りの踏切で」

電車の街から少し離れた場所で
その近くの場所だって旅だよ

移動したら旅だから自然体で向かう
対岸の向こうの大地

橋を渡り馴染みの踏切音に安心感を得て
たった独りの旅を終わらせる

出立前に言われた頑張れのおはようよりも
もう少し自然体になれたお昼過ぎ

ありがとうと言えたなら
僕は何も言葉を言えなくなるんだね

踏切越えて寂しくなっても待っててね
今はこんな旅しかないけれど
距離なんて気にしてないよ

旅だと思えば旅だから
そうやって夕日にまた
涙を見せるよ

頑張れのエールよりも
頑張ったのお疲れさま

そんな事に生きがいを
そうやってまた僕は
一本道すすめるのかな

迷いの中でも進むと
分からないことが
もっと解らなくなるから
旅はやっぱり辞められないんだと思います

少しの旅にも気をつけて
様々な風景に心を踊らせて
いつかまた会える日を楽しみに
束の間の休日に振り返る週末の出来事
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