元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
「忙しいのに、わざわざ教えてくれてありがとう」
「……ふん」
馬の亜人だというトトは、出会ったばかりの頃と変わらずティアリーゼにいい顔をしない。だが、なにかと便宜をはかってくれる辺り、嫌われているわけではないようだ。
もっとも、シュクルが気に入っているからそうせざるをえない、というのもなくはないだろうが。
トトから話を聞き、ティアリーゼはすぐシュクルのもとへ向かった。
「――という話を聞いたの。話を聞きに行ってもいいかしら?」
「なんのために?」
シュクルはいつもティアリーゼに理由を求める。
今回もまた同じだった。
「……ふん」
馬の亜人だというトトは、出会ったばかりの頃と変わらずティアリーゼにいい顔をしない。だが、なにかと便宜をはかってくれる辺り、嫌われているわけではないようだ。
もっとも、シュクルが気に入っているからそうせざるをえない、というのもなくはないだろうが。
トトから話を聞き、ティアリーゼはすぐシュクルのもとへ向かった。
「――という話を聞いたの。話を聞きに行ってもいいかしら?」
「なんのために?」
シュクルはいつもティアリーゼに理由を求める。
今回もまた同じだった。