元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
種族の違い、というものをシュクルは知っている。
鳥類であるキッカとそうでないシュクルではそもそも考え方が違っていた。とはいえ、シュクルがキッカと同じ鳥類であっても今と考えを変えるかは怪しい。
「クゥクゥは誰も好きになっていないから」
呟いたシュクルは頬を緩ませると机に突っ伏し、キッカの方に目を向けた。
「私はティアリーゼが好きだ」
「もうわかったって」
「だから、クゥクゥよりも詳しい。この気持ちに」
「……ったく」
幸せそうに言われれば、キッカもそれ以上言えなかった。
シュクルの言う通り、キッカは愛を知らない。
鳥類であるキッカとそうでないシュクルではそもそも考え方が違っていた。とはいえ、シュクルがキッカと同じ鳥類であっても今と考えを変えるかは怪しい。
「クゥクゥは誰も好きになっていないから」
呟いたシュクルは頬を緩ませると机に突っ伏し、キッカの方に目を向けた。
「私はティアリーゼが好きだ」
「もうわかったって」
「だから、クゥクゥよりも詳しい。この気持ちに」
「……ったく」
幸せそうに言われれば、キッカもそれ以上言えなかった。
シュクルの言う通り、キッカは愛を知らない。