元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
「ならない。私と共に生きることを決めてくれたのが嬉しいから。考えも身の回りの状況も日々変わるものだろう」
「あなたが言うと感慨深いわ……」
「私が常に感じ取っているからだと思う。毎日、お前に対して抱く感情が変わっていく」
「そうなの?」
「昨日より今日の方が好きだ」
「……ありがとう」
不意打ちを受けてティアリーゼは照れてしまった。
シュクルが想像しているよりもずっとずっと嬉しくなったのを隠すように、わざと話題を変える。
「西にも行ってみたいんだけど、だめかしら? キッカさんが治めている場所なんでしょう? 見てみたいわ」
「暑くて寒い。それに砂が多い。それでもいいなら」
「あなたが言うと感慨深いわ……」
「私が常に感じ取っているからだと思う。毎日、お前に対して抱く感情が変わっていく」
「そうなの?」
「昨日より今日の方が好きだ」
「……ありがとう」
不意打ちを受けてティアリーゼは照れてしまった。
シュクルが想像しているよりもずっとずっと嬉しくなったのを隠すように、わざと話題を変える。
「西にも行ってみたいんだけど、だめかしら? キッカさんが治めている場所なんでしょう? 見てみたいわ」
「暑くて寒い。それに砂が多い。それでもいいなら」