羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。【番外編 2021.5.9 UP】


 それに気づくと急に恥ずかしさが押し寄せてきた。
 羽柴先輩は私を好きで、私はその羽柴先輩の気持ちはちゃんと信じてる。

 あのとき、カフェに走ってきてくれた羽柴先輩の姿とか。
 手をつないだ時の先輩の熱とか……。

 そんな一つ一つのかかわりが、羽柴先生の気持ちをしっかり私に伝えていたのだ。

 私は頭を抱えて座りこむ。
 なんで今突然にそんなことに気づいてしまったのだろう……!

 深呼吸を何度しようと、その日、私の心臓は落ち着くことはなかった。


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