まだ、青く。
「あっ!」
考え事をしながら上っていたらペットボトルが腕からすり抜け、踊り場の端まで転がっていってしまった。
私は慌ててそれを追いかけようとしたのだが...
「うわっ!」
――ドンッ!
今度は何もない場所で躓いて前に倒れてしまった。
そのせいでペットボトルは全て散乱し、私の膝にも痛みが走った。
「あいたたた...」
最近は痛みを感じるようになった。
昔から色んな場所に体のあちこちをぶつけていたけど、痛いなんて思わなくて全然平気だったんだけど、感じるようになってからは毎回泣きそうになる。
痛いからなのか、
悲しいからなのか、
それは濃霧がかかったように分からなくて
いつも手探りで感情を名付けている。
じゃあ、今は...
今はどうなのだろう。
考え事をしながら上っていたらペットボトルが腕からすり抜け、踊り場の端まで転がっていってしまった。
私は慌ててそれを追いかけようとしたのだが...
「うわっ!」
――ドンッ!
今度は何もない場所で躓いて前に倒れてしまった。
そのせいでペットボトルは全て散乱し、私の膝にも痛みが走った。
「あいたたた...」
最近は痛みを感じるようになった。
昔から色んな場所に体のあちこちをぶつけていたけど、痛いなんて思わなくて全然平気だったんだけど、感じるようになってからは毎回泣きそうになる。
痛いからなのか、
悲しいからなのか、
それは濃霧がかかったように分からなくて
いつも手探りで感情を名付けている。
じゃあ、今は...
今はどうなのだろう。