まだ、青く。
「あの、俺からも。女性の皆さんにプレゼントです。今日はありがとうございました」

「うわっ!もしかしてガラス工房の?」

「さすが凪くん。センスが良いです!」

「ほんとほんと、食べ物ばっかの凡人とは大違いだわ」

「ちょっと待って下さいっ!食べ物が良いって言ったのは先輩方じゃないですか!」

「あんなデリシャスパフェ奢らせといてそれはない。オレらの気持ちにもなってみろやー!」


杉浦くんは発狂しながら千先輩と潤ちゃんを追いかけ始めた。

2人はにこにこ笑っている。

人を笑顔にする力が杉浦くんにはあるんだ。

さすが副部長です。

私はじゃがバター天にかぶり付いた。

ホクホクのじゃがいもと弾力のある生地...

あまじょっぱい味付け...

これは一般的に言ってクセになる味。

私は塩味に弱い舌だから、けっこう辛いんだけど...。

それは抜きにしても美味しいことは確かだった。

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