突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「及川!なんで…」
「その衣装…僕が木村君に選んだんだ。杏奈さんが困っていたようだったから」
「杏奈…お前。」
後で怒られるかもしれない…
あれだけ言われてたのに。
有はジャケットを脱ぎすてると
及川さんに投げつけた。
「なんなんだよ!お前は。昔から杏奈に付きまとって。」
「ふっ、そんなに杏奈さんが好きなんですか?」
「好きだよ…どうしようもないくらい。」
どきん。
私は杏奈さんじゃない。
これは私に言っている言葉じゃない。
それなのに胸の奥に切なく重く響く。
その言葉を杏奈さんにちゃんと言ってあげたらよかったのに…。
「その衣装…僕が木村君に選んだんだ。杏奈さんが困っていたようだったから」
「杏奈…お前。」
後で怒られるかもしれない…
あれだけ言われてたのに。
有はジャケットを脱ぎすてると
及川さんに投げつけた。
「なんなんだよ!お前は。昔から杏奈に付きまとって。」
「ふっ、そんなに杏奈さんが好きなんですか?」
「好きだよ…どうしようもないくらい。」
どきん。
私は杏奈さんじゃない。
これは私に言っている言葉じゃない。
それなのに胸の奥に切なく重く響く。
その言葉を杏奈さんにちゃんと言ってあげたらよかったのに…。