ドライブスルー彼氏
「どうしても里奈ちゃんのことを諦められなくて、何度か尾行をしていたんだ」
明久くんの告白にあたしは大きくため息を吐き出した。
そんなことだろうと思っていた。
「そのときに同じクラスの面島と会っていることがわかったんだ。あいつ、里奈ちゃんから封筒を受け取った後友達と一緒に豪遊していたから、おかしいなと思ってたんだ」
「そっか……」
明久くんはずっと前から異変に気がついていたみたいだ。
あたしは下唇をかみ締めて、涙がこぼれないようにした。
「それから、里奈ちゃんがどうやってお金を稼いでいるのかも……」
明久くんはジッとあたしを見つめてきた。
あたしはその目を見つめ返すことができない。
あたしはもう、そんなに真っ直ぐで純粋な目を持っていないから。
「僕、どうしても我慢できなくて、許せなくて。それでナイフを持ってまた尾行をしたんだ」
「覚悟を決めてたってことだね」
明久くんはうなづいた。
「僕はこんな性格だから、こんな風にしか里奈ちゃんを守ることができなかった」
あたしは明久くんのボロボロになった体を見つめた。
肋骨や足は骨折しているし、顔も腫れ上がっている。
それでも明久くんは逃げなかったんだ。
明久くんの告白にあたしは大きくため息を吐き出した。
そんなことだろうと思っていた。
「そのときに同じクラスの面島と会っていることがわかったんだ。あいつ、里奈ちゃんから封筒を受け取った後友達と一緒に豪遊していたから、おかしいなと思ってたんだ」
「そっか……」
明久くんはずっと前から異変に気がついていたみたいだ。
あたしは下唇をかみ締めて、涙がこぼれないようにした。
「それから、里奈ちゃんがどうやってお金を稼いでいるのかも……」
明久くんはジッとあたしを見つめてきた。
あたしはその目を見つめ返すことができない。
あたしはもう、そんなに真っ直ぐで純粋な目を持っていないから。
「僕、どうしても我慢できなくて、許せなくて。それでナイフを持ってまた尾行をしたんだ」
「覚悟を決めてたってことだね」
明久くんはうなづいた。
「僕はこんな性格だから、こんな風にしか里奈ちゃんを守ることができなかった」
あたしは明久くんのボロボロになった体を見つめた。
肋骨や足は骨折しているし、顔も腫れ上がっている。
それでも明久くんは逃げなかったんだ。