美しい夢を君と

「大丈夫、あいつらはそんなことで美夢を追い出したりしない。それにもし、あいつらが美夢を泣かせるよなことがあれば俺と海が許さないから」


「だからいつも通りにしてな」



優しい声で言われて涙が溢れる



「マイシスター!遅刻するよー!」



そんな声がリビングから聞こえてきて顔を上げる



「顔洗っておいで。海に泣いたって知られたら大変なことになるよ」



たしかにそうだわ、海に知られるのはめんどい



「青空くんありがとう」


「いいえ」



青空くんの笑顔をみたら元気が出てきた




よし、いつも通り過ごそう
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