美しい夢を君と

「いやいやいや、まてまて、さっきのなに」



と、稜が聞いてくる



「なにがー」なんて言うと



「美夢、とぼけてないで言いなさい。何かあったんでしょう」



結華がそう言いながら私のお弁当と箸を取った





あぁ私のお弁当ちゃん、、、





「早く言いなさい」




「分かった分かった。
さっき飲み物買って屋上に戻ろとしたら鳳竜に囲まれちゃって。
そしたら女の子二人に友達になってください!!って言われたんだよね」



「はい、言ったお弁当」と言えば結華が「はい」と返してくれた




「それでどうしたのよ」




「もちろん断った」


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