美しい夢を君と
「えー友達になってみればいいのに」なんて陸が言っている
「いやだね、女友達は結華と香純だけで充分」
卵焼きを口に入れるとおいしさが口いっぱいに広がる
「あの二人は族の人間だし今までの女の子とは違うと思うけどな」
陸の言葉に箸を止める
「たしかに違うかもね。けどもうあんな思いはしたくないから。この話は終わりね」
強制的に会話を終わらせお弁当を食べる
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