むすんで、ひらいて、恋をして
「おっ、うちのクラスの肉食系女子が、水島に接近中。お前、完全にロックオンされてるよな。同情するわ。じゃ、俺、あいつ嫌いだから席に戻るな」
さくっと上谷が本音をぶちまけて、自分の席へともどる。
ぐっ。
完全に逃げるタイミングを失った。
くっるっくるに巻いた髪を指先にからめながら、近づいてくるのは同じクラスの蛭沼花音(ひるぬま かのん)。
ぽてっとした唇には、こってりとグロスだか口紅だかがのせられていて、油ものでも食ったのか?ってくらいテカテカしている。
甘ったれた話し方、上目遣いで首をかしげる仕草。
そういう女子が好きな男子もいるだろうけど。
とにかく蛭沼の発言は理解不能すぎて、存在そのものが恐怖でしかない。
さくっと上谷が本音をぶちまけて、自分の席へともどる。
ぐっ。
完全に逃げるタイミングを失った。
くっるっくるに巻いた髪を指先にからめながら、近づいてくるのは同じクラスの蛭沼花音(ひるぬま かのん)。
ぽてっとした唇には、こってりとグロスだか口紅だかがのせられていて、油ものでも食ったのか?ってくらいテカテカしている。
甘ったれた話し方、上目遣いで首をかしげる仕草。
そういう女子が好きな男子もいるだろうけど。
とにかく蛭沼の発言は理解不能すぎて、存在そのものが恐怖でしかない。