LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
「成瀬さんは、もう全部分かっているんですよね?
なんでこうなってるのか」
「うーん。大体は。
篤が…。
多分、その裏に居るのは和真さんだろうな」
成瀬はお酒を飲んでいるからか、
その口調が何処かおぼつかない。
成瀬の周りを見ると、酒類のビンやカンが沢山落ちている。
「けっこう飲んでるんですね?
この会社が滅茶苦茶なのは…」
「そう。俺がやった。
どうせこのまま潰れる会社だから、
俺がこの手で潰してやろうって」
そう言って、その手に持っている、
ワインのボトルにそのまま口を付けた。
「もう飲まない方がいいですよ」
だけど、成瀬のその手からそのボトルを奪う事が出来ない。
これ以上飲んだらダメだと思うけど、
そうやってお酒に逃げている成瀬を止められない。
「俺、この会社の連帯保証人になってるから、
今回の事で多額の借金背負って、
もう人生おしまいって感じ。
飲まなきゃやってらんねぇって」
「成瀬さんのお父さん、お金持ちですよね?
頼れないのですか?」
成瀬のその父親ならば、今回のこの事をなんとか出来るかもしれない。
「それは、いい。
別にもうこの会社に未練はないし。
守らないといけない社員も、ほぼもういないし。
もう、俺には本当に何もない」
そんな成瀬を見ていると、
いつかの自分を思い出した。
全てが嘘だと知り絶望した、
あの卒業式の前の夜。
もしかしたら、成瀬の苦しみはその時の私以上かもしれないけど。
なんでこうなってるのか」
「うーん。大体は。
篤が…。
多分、その裏に居るのは和真さんだろうな」
成瀬はお酒を飲んでいるからか、
その口調が何処かおぼつかない。
成瀬の周りを見ると、酒類のビンやカンが沢山落ちている。
「けっこう飲んでるんですね?
この会社が滅茶苦茶なのは…」
「そう。俺がやった。
どうせこのまま潰れる会社だから、
俺がこの手で潰してやろうって」
そう言って、その手に持っている、
ワインのボトルにそのまま口を付けた。
「もう飲まない方がいいですよ」
だけど、成瀬のその手からそのボトルを奪う事が出来ない。
これ以上飲んだらダメだと思うけど、
そうやってお酒に逃げている成瀬を止められない。
「俺、この会社の連帯保証人になってるから、
今回の事で多額の借金背負って、
もう人生おしまいって感じ。
飲まなきゃやってらんねぇって」
「成瀬さんのお父さん、お金持ちですよね?
頼れないのですか?」
成瀬のその父親ならば、今回のこの事をなんとか出来るかもしれない。
「それは、いい。
別にもうこの会社に未練はないし。
守らないといけない社員も、ほぼもういないし。
もう、俺には本当に何もない」
そんな成瀬を見ていると、
いつかの自分を思い出した。
全てが嘘だと知り絶望した、
あの卒業式の前の夜。
もしかしたら、成瀬の苦しみはその時の私以上かもしれないけど。