地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
中学の友達とは久々にメイクのことを語り尽くしたし、プチ旅行では行く途中や帰りに色々行ったからあまり思い出すこともなかったんだけれど……。
図書館で静かに勉強をしていると、あの日のことが色々思い起こされてしまうんだ。
「灯里……? あーかーりー?」
「あ、は、はい」
「またボーっとしてる。大丈夫? 何か心配事でもあるの?」
あまりにも心ここにあらずな状態だったせいか、心配を掛けてしまったみたいだ。
「う、ううん。大したことじゃないから」
本当は大したことあるんだけどね!
「そう?」
まだ心配そうにしている美智留ちゃんには悪いけれど、キスされたことなんて誰にも相談出来ないよ!
「でもさ、こんなんじゃ勉強になんないでしょ? ちょっと早いけどお昼食べに外出ない?」
見かねてか、沙良ちゃんがそう提案する。
図書館で静かに勉強をしていると、あの日のことが色々思い起こされてしまうんだ。
「灯里……? あーかーりー?」
「あ、は、はい」
「またボーっとしてる。大丈夫? 何か心配事でもあるの?」
あまりにも心ここにあらずな状態だったせいか、心配を掛けてしまったみたいだ。
「う、ううん。大したことじゃないから」
本当は大したことあるんだけどね!
「そう?」
まだ心配そうにしている美智留ちゃんには悪いけれど、キスされたことなんて誰にも相談出来ないよ!
「でもさ、こんなんじゃ勉強になんないでしょ? ちょっと早いけどお昼食べに外出ない?」
見かねてか、沙良ちゃんがそう提案する。