地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
部屋を見回してそんな予測を立てながら非常口の誘導灯を探す。
誘導灯は蛍光塗料より明るいからすぐに分かった。
「あっちだな」
日高くんも見つけた様ですぐにそっちへ向かう。
でも非常口に到着する前に第三者の声に呼び止められた。
「待てよ、日高 陸斗」
声の方を見ると、男の人がいた。
服装はこの遊園地のスタッフのものだ。
そして被っている帽子がこのお化け屋敷のスタッフ共通のもの。
顔もちょっと見覚えがあると思ったところで気付いた。
彼はさっき入り口のところで誘導してくれたスタッフだ。
日高くんの知り合いっぽい人。
「噂を聞かなくなったと思ったら、そんな地味な格好で身を隠してたなんてなぁ」
そう言って、お兄さんは何かを取り出した。
カチカチと音がして何かが伸びるのを見て、カッターだと分かる。
誘導灯は蛍光塗料より明るいからすぐに分かった。
「あっちだな」
日高くんも見つけた様ですぐにそっちへ向かう。
でも非常口に到着する前に第三者の声に呼び止められた。
「待てよ、日高 陸斗」
声の方を見ると、男の人がいた。
服装はこの遊園地のスタッフのものだ。
そして被っている帽子がこのお化け屋敷のスタッフ共通のもの。
顔もちょっと見覚えがあると思ったところで気付いた。
彼はさっき入り口のところで誘導してくれたスタッフだ。
日高くんの知り合いっぽい人。
「噂を聞かなくなったと思ったら、そんな地味な格好で身を隠してたなんてなぁ」
そう言って、お兄さんは何かを取り出した。
カチカチと音がして何かが伸びるのを見て、カッターだと分かる。