地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
だから美智留ちゃんがどうしたいのか、分かった。
すぐに言わなかったのはあたしがどう思っているか分からなかったからだろう。
あたしも同じで、美智留ちゃんがどうしたいのか分からなかったから……。
「美智留ちゃん、同好会やりたいんでしょう?」
だからあたしからそう口にした。
「あ、分かっちゃった? うん。大変かもしれないけれど、やってみたいなって思ってる」
そう言った彼女にあたしは笑顔を向けた。
「あたしも同じだよ。じゃあ、やってみようか」
そうして、職員室前で早くも結論が出たためあたし達はまた職員室に入ることとなった。
担任の先生が何か聞きそびれたことがあったのかと言うので、同好会やってみようと思いますと答えたら――。
「早めにとは言ったが、決めるの早すぎだろうお前ら」
と呆れ気味に言われてしまった。
でもその場で担任が音楽の先生を呼んでくれたので、すぐに伝えることが出来たんだから良かったんだろう。
すぐに言わなかったのはあたしがどう思っているか分からなかったからだろう。
あたしも同じで、美智留ちゃんがどうしたいのか分からなかったから……。
「美智留ちゃん、同好会やりたいんでしょう?」
だからあたしからそう口にした。
「あ、分かっちゃった? うん。大変かもしれないけれど、やってみたいなって思ってる」
そう言った彼女にあたしは笑顔を向けた。
「あたしも同じだよ。じゃあ、やってみようか」
そうして、職員室前で早くも結論が出たためあたし達はまた職員室に入ることとなった。
担任の先生が何か聞きそびれたことがあったのかと言うので、同好会やってみようと思いますと答えたら――。
「早めにとは言ったが、決めるの早すぎだろうお前ら」
と呆れ気味に言われてしまった。
でもその場で担任が音楽の先生を呼んでくれたので、すぐに伝えることが出来たんだから良かったんだろう。