3月12日



でも、彼はまだたったの15歳。

たかだか数週間のメッセージのやり取りで簡単に好きだというのだから、付き合うとなってもすぐに飽きて終わるのでは?と思いつきました。


私が「よろしく。」と返事を送ると、すぐに彼から電話がかかって来ました。

彼の明るい声色に、一瞬ドキッとします。 


これからみんなと卒業祝いの食事だと言う彼の電話越しには、「彼女?彼女?」と冷やかしてくる声が聞こえてきます。電話中でさえ、たくさんの友達に囲まれているんだな、と思うと、そんな彼の想いびとであることに少し優越感を感じてしまいました。


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