好きだよ。。。
カフェでおしゃべり
「つぐみちゃん、まだ時間ある?」
「え?・・・うん」
「つぐみちゃんのこと、もっと知りたい。そこのカフェでも、お茶しない?」
考えてみれば、私たちほとんどお互いのこと知らない。なのに、なんで翔太君は『マジで惚れた』とか言ったのだろう。OKしちゃう私も私だ。
「ん。ほとんど話せてないもんね」
取り敢えずカフェに入り、私はカフェインレスのティーラテを、翔太君はカフェラテをオーダーした。この時間でも結構盛況で、席を確保するのに苦労した。
席について、ほっと一息。温かさが心に沁みる。
「つぐみちゃんは、盛岡印刷何年目?」
「短大卒だから、もう10年目。翔太君は・・・えっと・・・」
「つぐみちゃん、興味なさそうだったよね。俺、ちょっとショックだった。一目惚れだったから」
そんな風に思ってくれていた人がいたなんて。そんな出会いがあるなんて思ってもみなかった。
「ごめん、後輩のピンチヒッターで、無理やり連れていかれたんだよね。だから『食べ』に徹しようと。イケメンぞろいだとは思ったけど、年下だしな~、って」
「年下、ダメ?」
くっきりとした二重の瞳でじっと見つめてくる。
「ってか、そっちがだめでしょ?」
「なんでそこ、決めつける?つぐみちゃんかわいいし、歳とか関係無い」
「ほんとにいいの?」
「ほかの男は置いといて、俺は、いいの。つぐみちゃんがいいの」
「私のどこがいいの?」
心底分からない。パクパク食べてただけの私のどこが?
「おいしそうにたべる娘だなぁ、って思って。この娘と一緒においしいものいっぱい食べたいなぁ。いっぱいおいしい思いさせてあげたいなって、心から思った」
元カレといるときは、どこか遠慮してあまり食べられなかった。翔太君には遠慮しなくていいんだ、と思ったらなんだか肩の力が抜けた。
「え?・・・うん」
「つぐみちゃんのこと、もっと知りたい。そこのカフェでも、お茶しない?」
考えてみれば、私たちほとんどお互いのこと知らない。なのに、なんで翔太君は『マジで惚れた』とか言ったのだろう。OKしちゃう私も私だ。
「ん。ほとんど話せてないもんね」
取り敢えずカフェに入り、私はカフェインレスのティーラテを、翔太君はカフェラテをオーダーした。この時間でも結構盛況で、席を確保するのに苦労した。
席について、ほっと一息。温かさが心に沁みる。
「つぐみちゃんは、盛岡印刷何年目?」
「短大卒だから、もう10年目。翔太君は・・・えっと・・・」
「つぐみちゃん、興味なさそうだったよね。俺、ちょっとショックだった。一目惚れだったから」
そんな風に思ってくれていた人がいたなんて。そんな出会いがあるなんて思ってもみなかった。
「ごめん、後輩のピンチヒッターで、無理やり連れていかれたんだよね。だから『食べ』に徹しようと。イケメンぞろいだとは思ったけど、年下だしな~、って」
「年下、ダメ?」
くっきりとした二重の瞳でじっと見つめてくる。
「ってか、そっちがだめでしょ?」
「なんでそこ、決めつける?つぐみちゃんかわいいし、歳とか関係無い」
「ほんとにいいの?」
「ほかの男は置いといて、俺は、いいの。つぐみちゃんがいいの」
「私のどこがいいの?」
心底分からない。パクパク食べてただけの私のどこが?
「おいしそうにたべる娘だなぁ、って思って。この娘と一緒においしいものいっぱい食べたいなぁ。いっぱいおいしい思いさせてあげたいなって、心から思った」
元カレといるときは、どこか遠慮してあまり食べられなかった。翔太君には遠慮しなくていいんだ、と思ったらなんだか肩の力が抜けた。