【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
「えーどうしたー?」
「どうしたーじゃないわよ。 洋服着なさいよッ」
「えー…でもレナちゃん位恋愛の達人だったら男の裸位見慣れてるでしょう?」
「そ、そりゃあそうだけど……
てか、あんたおへその上に傷があるけど!!大丈夫?!」
海が服を脱いだ所など初めて見る訳だけど、意外にも引き締まっていて程よく筋肉がある。
それより私の目をくぎ付けにしたのが、彼のおへそに上にあった痛々しい傷跡だった。まるで穴が空いているみたいに見える。
「あははは~これ傷っちゃ傷だけど、へそピの痕だよ~」
「へそピ?へそにピアスするの? やだ…すっごく痛そう」
「本当にレナちゃんは世間知らずなんだから~…… 高校時代に開けたものでもうしてないから穴には通らないと思うけどね~」
私は耳にピアスさえ開けたいと思わない。 だって絶対痛いし、体に穴を開けるなんて考えただけで寒気がする。
たまに口や舌にピアスを開けている人を見ると、ぶるりと寒気がしてしまう。 思わずジーっと海の裸体を凝視する事になる。
ハッと気が付いて、両手で彼の体をめいっぱい突き飛ばした。