【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング

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「今日は本当に楽しかったね。 レナちゃん車出してくれてありがとうね。 お弁当もすっごく美味しくて嬉しかった!」

帰り道。辺りはすっかりと夕焼けに包まれる。  長い時間一緒にいたはずなのに、全然苦じゃなかった。 海は私みたいな女と一緒に居て楽しかったかは別として。

「別に……」

気の利いた言葉の一つも言えない自分にはいい加減うんざりとするのだが。

「いっぱい写真撮ったよね。 またラインで画像共有しておく。
レナちゃんの可愛い写真いっぱいゲット出来た~俺これ待ち受けにしちゃおっかな~」

「え、ちょっと止めてよ。すっごく嫌なんだけど。気持ち悪い」

「気持ち悪いって辛辣なんだから~。 レナちゃんすっごく良い顔してるよ。可愛い~」

本気なのか冗談なのか時たま分からなくなる。 ’可愛い’って言葉を挨拶の様に使う人だから、それを本気で取って舞い上がってしまったら自分が惨めになるだけじゃないか。

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