また君と恋する
複雑な表情をする志希。

私は、声がした方を見て志希の表情を理解した。

そこにいたのは、すごく懐かしい顔。

同じ中学の同級生達だった。

見つからないように私を引き留めたけど見つかってしまった、というわけ。

腕から志希の手が離れて、私達は彼らに近寄った。

「やっぱり志希じゃん! 久しぶり」

「おう」

口角を上げて答える志希。

フードコートで(たむろ)している男子5人と女子2人のグループ。みんな元同級生。

女子の方は、茶髪に染めメイクをしてたいぶ垢抜けており、一瞬誰か分からなかった。

「えー! 志希って早瀬? うそ、めっちゃカッコ良くなってるじゃん」

女子2人、志希を見るなり騒ぎ立つ。
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