最初で最後の愛してる
「ありがとう。ずっと、愛してる」

「俺も」

やっぱり、爽が居ないとダメだな

それから爽と2時間ほど、喋り爽は帰って行った

少ししてから、医師が来た

「ほんとにそれで良かったのかい?君は、病院を移動するのに」

「ええ、良かったんです。彼には面談拒絶とでも言っておいてください」

「仕方がない。特別だよ?」

「ありがとうございます」

爽...離れたくないよ!

でも、仕方が無いこと

これ以外に方法はないんだ

一回会ってさようなら

神様はなんて残酷なんだろう

何度も思ったよ

でも、運命は変えられない

こうゆう時ってどうしたらいいのかな?

私は、爽の一つ一つの行動にドキドキしっぱなしだった

頬が濡れた気がした

な、みだ?

なんでよぉ

出さないって決めてたのに

眠気が襲ってきて、そのまま私は身を委ねた

「...ん、い-...ん!石井さん!起きてください。朝ですよ!」

「んー?おはよーございます。」

ねむ...

「移動の準備してください。」

優しい笑顔で言う看護師さん

「分かりました」
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