同期はまさかの御曹司?☆ 番外編完結
俺はユイを呼び出し屋上へ向かった。

「康祐のバカ!」

「ユイが大好きなんだ。愛してる。結婚して欲しい。」
指輪を差し出すとユイが俺に抱きついてきた。

「バカ!なんでお父さんに先に言うのよ。結婚させてくださいなんて…。」

「ごめん。俺はユイとしか考えられなかったのに口に出していなかったよな。不安にさせて悪かった。同棲したいのも遊びじゃない。ユイといつも一緒にいたかったからだ。ユイと同じ部屋に帰って、ユイと同じ空気に触れていたかったからだ。」

「康祐、大好き!」

「ユイ、俺に完全に落ちてくれた??」

「うん!」

「ユイを絶対に幸せにするから!」

「うん!」

私たちはそっと唇を重ねた。
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