夜明けの光をあつめながら
「佐々木夏帆(ササキ カホ)。
・・・・よろしく」

声も不機嫌そうに、妹さんは私に挨拶をしてくれた。
顔はさっきと変わらず、私を睨みつけるような不機嫌な顔・・・・。

確か朝の佐々木さんの話だと、『佐々木さんの七つ下』って言っていたっけ。
佐々木さんは『二十二歳』って言っていたから、妹さんは『十五歳の中学三年生』ってところだろうか。

ってか、私よりも『年下』だよね?
私、『高校二年生の歳の十六歳』だし。

・・・・それでタメ口?
・・・・あれ?

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