夜明けの光をあつめながら
「星野七瀬です・・・。
よろしくお願いします・・・・」

『どうして私が敬語なんだ?』って疑問に思いながら、私は軽く頭を下げて妹さんに挨拶。

ってか私、この子に何かしたかな?
なんだか『もう嫌われている』ような気がするのだけど・・・・。

そしてその『変な関係』に、佐々木さんも気が付いてくれる。

「あれ?もしかして、もう喧嘩してる?
出会ってまだ『二十秒』くらいしか経過してないのに。
・・・・あれ?」

喧嘩までは行っていないと思うけど、『あまり良くない展開』ってことだけは理解した。
どう言うことかわからないけど、『嫌な予感』がする・・・・。

と言うか私、今日『無事』に家に帰れるだろうか?
帰り道に妹さんにボコボコにされて、ゴミ捨て場に捨てられないだろうか?

・・・・考えすぎかな?
でもなんか、怖くなって来た・・・・。


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