夜明けの光をあつめながら
「気にしていません。
『お父さんとの記憶』がないので、ある意味そこは割り切ってます。
私自身の問題は、おばあちゃんだけです。
幼い頃からずっと私を育ててくれた、大好きなおばあちゃんですから。
長生きして欲しいです」
「そう。長生きね・・・・・」
その時、頼んだ料理が来たようだ。
私は夜限定の酢豚セット。
夏帆ちゃんは麻婆豆腐のセット。
佐々木さんは、杏仁豆腐と胡麻団子。
・・・・ってあれ?
佐々木さんは食べないのかな?
それ、『デザート』だよね?
『佐々木さんがご飯を食べない理由』を聞こうと思ったけど、その前に再び佐々木さんの声が聞こえた。
それは私の心を付くような、とても聞き流していけない言葉。
『お父さんとの記憶』がないので、ある意味そこは割り切ってます。
私自身の問題は、おばあちゃんだけです。
幼い頃からずっと私を育ててくれた、大好きなおばあちゃんですから。
長生きして欲しいです」
「そう。長生きね・・・・・」
その時、頼んだ料理が来たようだ。
私は夜限定の酢豚セット。
夏帆ちゃんは麻婆豆腐のセット。
佐々木さんは、杏仁豆腐と胡麻団子。
・・・・ってあれ?
佐々木さんは食べないのかな?
それ、『デザート』だよね?
『佐々木さんがご飯を食べない理由』を聞こうと思ったけど、その前に再び佐々木さんの声が聞こえた。
それは私の心を付くような、とても聞き流していけない言葉。