極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました
箱に収めたままのものもあり、大小さまざまなそれらはざっと百近く。子どもの頃から収集してきた美羽の宝物だ。
翔はカップを美羽に押しつけ、感心したように一つひとつを手に取って眺めはじめた。
「これ、全部美羽が集めたのか」
大きなサイズのモデルプレーンを手に取り、「うわ、結構重いな」と間近でじっくり見る。
「……はい。あの、このことは絶対に誰にも言わないでください」
翔から手渡されたカップをテーブルに置き、急いで両手を合わせてお願いする。
「どうして」
「男の子みたいな趣味だからです」
小学生のとき、たまたま遊びにきた男友達に見られて『お前、男みたいな趣味してんだな』とからかわれ、それ以来トラウマだ。
「たしかに普段の美羽からは想像もつかないな」