❤︎キミのことが好きすぎて、病んじゃいました❤︎【1】
「もう、優しくなんてしてられない。僕たち結婚するんだよ?いいよね、ってか決まってるよ」

「や、やだっ……」

 距離をとろうと、離れようとするけれど、チャリッとした音が不審に響く。

「あっ……!」

 首が、閉められたように苦しくなって。

「な、なにこれ……!?」

 首輪……?

 体制的に、まるで私が飼われているかのような。

「いうこと聞かないからでしょ?ほぉら、結婚しますって言うの。一生菫くんの側にいますって言え」

「っ……」

 こ、怖いっ……。

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