真夜中の横断歩道にて、わたしは不良生徒に助けられた
 ほんのり茶色に染めた彼の髪が風になびいた。

「別に、いいよ」

 斎藤くんに半ば押され気味であるが、わたしは了承する。

 言われて気がついたのだ。
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