【完結】年上御曹司と始める幸せお見合い結婚


 だからわたしはこう答えた。

「いるよ。今はまだ小さいけど、わたしのお腹の中に、赤ちゃんがいるんだよ」

「かなた、はやくあかちゃんみたーい」

 どうやら宇宙くんは、赤ちゃんに興味があるらしい。その理由を聞いてみることにした。

「宇宙くんは、なんで赤ちゃんが好きなの?」

「あかちゃん、かわいいからっ!」

「そっか。かわいいからかぁ。 じゃあわたしにも赤ちゃんが生まれたら、宇宙くんに見せてあげるね」

 と言うと、宇宙くんは「わぁーい。あかちゃんみる〜!」と喜んでいた。

「じゃあ宇宙、赤ちゃん見たいなら、ちゃんと大人しくしないとダメだよ?いい子にしてないと、赤ちゃんは見れないよ?」

 そしてすかさず、そこに清乃さんの言葉が向けられる。

「うん、わかった! ぼく、いい子にするっ!」

「本当に?約束できる?」

「うん!やくそくできる!」

 そんな二人の微笑ましい会話を聞くだけで、わたしは幸せに気持ちになれる。子供っていいな、そんな気持ちにさせられる。

「じゃあ、赤ちゃん見られるの楽しみにしててね、宇宙くん」

「うんっ!」
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