【完結】年上御曹司と始める幸せお見合い結婚



「じゃあ行ってくる。仕事が終わったら連絡する」

「うん。行ってらっしゃい」

 仕事に出掛ける梓さんを見送った後、わたしは家事をこなす。掃除に洗濯、そして玄関の掃除、バルコニーの掃除、トイレの掃除にお風呂の掃除。すべての家事をこなすのが、わたしの仕事だ。

 梓さんやお父さんは、家政婦を雇えばいいと言っているけれど、梓さんのためにわたしがやってあげたいから、家政婦は雇わない。 それにお母さんも、わたしやお兄ちゃんを育てながら家事をこなしていたから、お母さんみたいになんでも出来る人になりたい。

 お母さんは家政婦さんにやってもらうよりも、自分の手でやった方がいい勉強になると教えてくれたし。だからわたしも、お母さんを見習って家事は全部自分でやることにしたのだ。

 わたしたちはまだ、結婚して1年だけれど、毎日の愛情も気持ちも出会った頃と何も変わっていない。むしろ好きが増えている気がするし、思いやりも今の方が上がっている気がする。

 夫婦として必要な夜の営みだって、生理の時以外はなるべくしているし。夫との体の相性も、すごくいい。
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