★完★ヤンキー彼氏と×イチ子持ち
「パパとなら、どんな仕事だって…私は…」



その時、私は妊娠した事を言えなかった。



パパは仕事の事を考えている時期…


私の妊娠で、パパの考えが変わってしまいそうで…




中々、言い出せずに、数日がたった。




その頃、パパは会社を辞めて、家業をし始めていた。


私のアパートには、帰って来なくなり始めた。




そりゃ家の仕事は家でするから、私の家にわざわざ、泊まる事はない。




寂しさ…から、涙が出る。


毎日、楽しく三人で過ごしていたのに…


それでも、わがままは言いたくない…


パパの人生…
邪魔したくない…

でも…
妊娠は…
どうしたら良いの?


パパ…
寂しくて、不安で…
側にいてほしくて。


この気持ちに気付いて。



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