★完★ヤンキー彼氏と×イチ子持ち
この頃の、私は本当に複雑な気持ちで、不安と闘っていた。



妊娠している事も、伝えたいのに…


パパは家業に専念している。



毎日、時間が出来ると電話してくれるが、普段の自分を装う私。



慶は、パパが居なくて寂しがってるし…



慶…
ママも寂しいよ。


二人共、パパが大好きだよね。




不安が募る一方で耐えられなくなった私。




やっぱり…
言おう。



このままじゃ、どうにもならないよ…



言わなきゃ、始まらない…



行動に移してみないと、未来なんてわからないよ…



例え、どんなに最悪な事があろうと…



これが、私の運命なのかもしれない。



もしかしたら、良い未来かもしれない…



今日…
家に来てもらおう。



そして、言うよ。
妊娠してるって…

< 74 / 154 >

この作品をシェア

pagetop