君 想 い
屋上につくと太陽はもう沈みかけていた。
 
『最近暑いね。』
 
『はい.暑いです。』
 
先輩が汗をふく真似をしながら言う。
 
『...詩ちゃん!!』
 
『はいっ。』
 
突然大声で名前を呼ばれて驚いた。
 
 
『俺さ...』
 
『はい...』
 

軽く沈黙が続くと先輩は口を開いた。
 
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