まるごと愛させて
「唯さん、ここ座って下さい。」
佐賀野さんと一緒に電車に乗り込んで、
ちらほら空いてる席の一席を確保してくれた。
「ありがとうございます。佐賀野さん大丈夫ですか?」
まだ酔いが残ってるので遠慮なく座らせて貰った。
「俺は全然大丈夫です。」
私の目の前に立つと両手をあげてつり革のポールを持った。
あ、そっか。痴漢に間違われない様に。
「佐賀野さんカバン持ちますよ。ください。」
「教材入ってて重いですからいいですよ。」
「それなら余計ください。膝の上に置くから重くないです。」
そう言うと佐賀野さんはカバンを膝の上に置いた。
「ありがとうございます。重かったら言って下さい。」
「大丈夫ですよ。私いつも子供抱き上げて走ってるんですよ!嫌でも筋肉ついちゃう。」
特に上腕二頭筋が。
しっかり力こぶまで。
「あ、そっか。でも俺からしたら女の人は小さすぎて怖いんです。」
佐賀野さんぐらい大きいと女性や子供は小人に思えるのかな。
「あはっ、意外と頑丈に出来てますよ。まぁ、流石に佐賀野さんには負けちゃうけど。あ、次です。」
佐賀野さんと駅を降りる。
「ホントにありがとうございました!」
「いえ、全然。家まで1人で帰れますか?やっぱりタクシーで、「大丈夫ですよ。すぐそこなんで。」
心配症だなぁ。
私が子供みたい。
「じゃあ、ほんとに気をつけて。」
「はい。佐賀野さんも。」
駅に戻っていく佐賀野さんの背中を見つめていた。
優しい人だったなぁ。
あ!!お礼!なにかしなきゃ。
そう思って一歩踏み出すと、
佐賀野さんがクルッと回って、ダダダと走って戻ったきた。
「唯さん!また会えませんか!!…嫌じゃ、なければですけど。」
「…はい。私も何かお礼したいです。なにがいいか考えといて下さい。」
よしっ。と小さく佐賀野さんがガッツポーズする。
「じゃあ、アランと呼んでください。」
「えっ??ははははっ!そんな事でいいんですか?」
確かに佐賀野さんよりアランの方がしっくりはくる。
「それがいいです。」
「それなら、私のことも唯で。」
「いいんですか?」
「勿論。でもそんなんじゃお礼にならないから、ちゃんと他のも考えといてください。」
「じゃあご飯に行きませんか??唯さんの都合のいい日に。って言っても俺の仕事の時間じゃ無理かな。」
佐賀野さんらしい。
しっかりさんついちゃってる。
「いいですよ。予定合わせましょうか。じゃあ、アラン。私と連絡先交換してくれますか?」
カバンから携帯を取り出してLINEのIDを表示する。
「はい。これって俺から連絡してもいいんですか?」
「その為の連絡交換でしょ??」
やっぱりアランは予想外なことを言う。
「でも、唯さんお酒入ってるし。今は酔った勢いだけど明日になれば違うかも。」
「酔ってても誰ふり構わず連絡先教えてる訳じゃないよ。それに酔いもだいぶ覚めてきてる。」
「そっか。うん。ありがとう。また連絡します。」
「うん。こちらこそ送ってくれてありがとう。気をつけて帰って下さい。」
「はい。唯さんも。」
駅でアランと別れて、
自宅アパートまでの道のりを歩いた。
佐賀野さんと一緒に電車に乗り込んで、
ちらほら空いてる席の一席を確保してくれた。
「ありがとうございます。佐賀野さん大丈夫ですか?」
まだ酔いが残ってるので遠慮なく座らせて貰った。
「俺は全然大丈夫です。」
私の目の前に立つと両手をあげてつり革のポールを持った。
あ、そっか。痴漢に間違われない様に。
「佐賀野さんカバン持ちますよ。ください。」
「教材入ってて重いですからいいですよ。」
「それなら余計ください。膝の上に置くから重くないです。」
そう言うと佐賀野さんはカバンを膝の上に置いた。
「ありがとうございます。重かったら言って下さい。」
「大丈夫ですよ。私いつも子供抱き上げて走ってるんですよ!嫌でも筋肉ついちゃう。」
特に上腕二頭筋が。
しっかり力こぶまで。
「あ、そっか。でも俺からしたら女の人は小さすぎて怖いんです。」
佐賀野さんぐらい大きいと女性や子供は小人に思えるのかな。
「あはっ、意外と頑丈に出来てますよ。まぁ、流石に佐賀野さんには負けちゃうけど。あ、次です。」
佐賀野さんと駅を降りる。
「ホントにありがとうございました!」
「いえ、全然。家まで1人で帰れますか?やっぱりタクシーで、「大丈夫ですよ。すぐそこなんで。」
心配症だなぁ。
私が子供みたい。
「じゃあ、ほんとに気をつけて。」
「はい。佐賀野さんも。」
駅に戻っていく佐賀野さんの背中を見つめていた。
優しい人だったなぁ。
あ!!お礼!なにかしなきゃ。
そう思って一歩踏み出すと、
佐賀野さんがクルッと回って、ダダダと走って戻ったきた。
「唯さん!また会えませんか!!…嫌じゃ、なければですけど。」
「…はい。私も何かお礼したいです。なにがいいか考えといて下さい。」
よしっ。と小さく佐賀野さんがガッツポーズする。
「じゃあ、アランと呼んでください。」
「えっ??ははははっ!そんな事でいいんですか?」
確かに佐賀野さんよりアランの方がしっくりはくる。
「それがいいです。」
「それなら、私のことも唯で。」
「いいんですか?」
「勿論。でもそんなんじゃお礼にならないから、ちゃんと他のも考えといてください。」
「じゃあご飯に行きませんか??唯さんの都合のいい日に。って言っても俺の仕事の時間じゃ無理かな。」
佐賀野さんらしい。
しっかりさんついちゃってる。
「いいですよ。予定合わせましょうか。じゃあ、アラン。私と連絡先交換してくれますか?」
カバンから携帯を取り出してLINEのIDを表示する。
「はい。これって俺から連絡してもいいんですか?」
「その為の連絡交換でしょ??」
やっぱりアランは予想外なことを言う。
「でも、唯さんお酒入ってるし。今は酔った勢いだけど明日になれば違うかも。」
「酔ってても誰ふり構わず連絡先教えてる訳じゃないよ。それに酔いもだいぶ覚めてきてる。」
「そっか。うん。ありがとう。また連絡します。」
「うん。こちらこそ送ってくれてありがとう。気をつけて帰って下さい。」
「はい。唯さんも。」
駅でアランと別れて、
自宅アパートまでの道のりを歩いた。