お見合い相手から溺愛されて困っています。
私たちは桜木コーポレーションの最上階、社長室へ向かった。
祐がすぐに連絡をとりアポを取ってくれた。
社長室は入るとお父様と弟さんが待ち受けていた。
2人ともとても笑顔で快く迎えてくれた。
「祐は35歳なのでこのまま結婚しないのかと思ってたんだよ。それがこんなに可愛い子を連れてくるなんて驚いたよ。」
とお父様が話しかけてきてくれた。
弟さんも
「そうそう。このまま独身かと思ってたよ。それがこの前、彼女が自分の肩書きのせいで付き合ってくれない、結婚してくれないって言い出してさ。副社長はもう辞めるって言い出したから驚いたよ。」
「本当だ。まさか、副社長を即降りて、一般社員になるなんて言い出すから腰を抜かしたよ。」
「兄貴の考えることは飛び抜けてるんだよな。でも彼女のためにそこまで決められるってある意味すごいと思った。ま、でも副社長から降りるなんて簡単に言うなって怒ったけどな。」
「ワハハハ…確かにこの前お前に怒られてたな。バカヤロー、と。祐は仕事が出来るんだがちょっと抜けてるところがあるんだよな。そういう意味ではお前の方がしっかりしてるのかもしれないな。」
「兄貴の方が明らかに仕事は出来るけどな。しっかり、となるとどうなんだか…。」
「でも、今まで浮いた話もないから一般社員にさせてでも彼女を捕まえるべきなんじゃないか、なんて相談してたんだよ。ワハハハ…。」
祐が口を挟む間もなく2人は話し始めてしまう。
やっと祐が口を開いた。
「もうこれ以上俺を落とさないでくれ。やっと彼女を落としたところなんだ。」
と祐は頭を抱える。
だから合わせたくなかったんだ、と。
お父様は私に
「祐の肩書きが欲しくて近寄ってくる人はたくさんいた。けれどそんなものはいらないと言ってくれた。桜木祐として見てくれたんだろう。ありがとう。祐を御曹司として育てた覚えはない。普通の家庭と同じように育ててきました。なのであなたも気負うことなく私たちの家族になってください。」
と言ってくれた。
私はそんなお父様の言葉を聞き、泣きながら頷くことしかできなかった。お父様たちに受け入れてもらえると分かり本当にホッとした。
祐がすぐに連絡をとりアポを取ってくれた。
社長室は入るとお父様と弟さんが待ち受けていた。
2人ともとても笑顔で快く迎えてくれた。
「祐は35歳なのでこのまま結婚しないのかと思ってたんだよ。それがこんなに可愛い子を連れてくるなんて驚いたよ。」
とお父様が話しかけてきてくれた。
弟さんも
「そうそう。このまま独身かと思ってたよ。それがこの前、彼女が自分の肩書きのせいで付き合ってくれない、結婚してくれないって言い出してさ。副社長はもう辞めるって言い出したから驚いたよ。」
「本当だ。まさか、副社長を即降りて、一般社員になるなんて言い出すから腰を抜かしたよ。」
「兄貴の考えることは飛び抜けてるんだよな。でも彼女のためにそこまで決められるってある意味すごいと思った。ま、でも副社長から降りるなんて簡単に言うなって怒ったけどな。」
「ワハハハ…確かにこの前お前に怒られてたな。バカヤロー、と。祐は仕事が出来るんだがちょっと抜けてるところがあるんだよな。そういう意味ではお前の方がしっかりしてるのかもしれないな。」
「兄貴の方が明らかに仕事は出来るけどな。しっかり、となるとどうなんだか…。」
「でも、今まで浮いた話もないから一般社員にさせてでも彼女を捕まえるべきなんじゃないか、なんて相談してたんだよ。ワハハハ…。」
祐が口を挟む間もなく2人は話し始めてしまう。
やっと祐が口を開いた。
「もうこれ以上俺を落とさないでくれ。やっと彼女を落としたところなんだ。」
と祐は頭を抱える。
だから合わせたくなかったんだ、と。
お父様は私に
「祐の肩書きが欲しくて近寄ってくる人はたくさんいた。けれどそんなものはいらないと言ってくれた。桜木祐として見てくれたんだろう。ありがとう。祐を御曹司として育てた覚えはない。普通の家庭と同じように育ててきました。なのであなたも気負うことなく私たちの家族になってください。」
と言ってくれた。
私はそんなお父様の言葉を聞き、泣きながら頷くことしかできなかった。お父様たちに受け入れてもらえると分かり本当にホッとした。