幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
リーゼが眠りに着くまでの間、リリンダがしてきたいろいろな冒険の話を聞かせてもらえるから、リーゼとしてはずっとリリンダと一緒に寝たかったのだが、いつまでもひとりで寝られないのは困るらしい。
昼食を終えてから、すぐに出立の準備を始める。神官が来るまでの間、サージ達は、瘴気の発生している近くで待機だ。野営の準備に食料、馬に武具をつける必要もある。
(なんだか、急に寂しくなってきたかも)
こんなに大勢屋敷を一度に留守にするのは初めてだ。
「戸締りはしっかりしろ。一番守らねばならないのは誰かわかっているな」
サージは、残る部下達に、くれぐれもと念を押している。リーゼを残し、屋敷を離れるのはちょっと心配なのかもしれない。
「……大丈夫なのに」
リーゼは、リリンダの手をぎゅっと掴む。
こうやって、皆がリーゼを守るために一生懸命なのは嬉しいけれど、皆を危険にさらすのは心配でならない。
「そうだね、大丈夫」
リリンダの口調はぶっきらぼうだけど、それは彼女が口下手だから。彼女の心は誰よりも温かいということは、ちゃんとリーゼには伝わっている。
昼食を終えてから、すぐに出立の準備を始める。神官が来るまでの間、サージ達は、瘴気の発生している近くで待機だ。野営の準備に食料、馬に武具をつける必要もある。
(なんだか、急に寂しくなってきたかも)
こんなに大勢屋敷を一度に留守にするのは初めてだ。
「戸締りはしっかりしろ。一番守らねばならないのは誰かわかっているな」
サージは、残る部下達に、くれぐれもと念を押している。リーゼを残し、屋敷を離れるのはちょっと心配なのかもしれない。
「……大丈夫なのに」
リーゼは、リリンダの手をぎゅっと掴む。
こうやって、皆がリーゼを守るために一生懸命なのは嬉しいけれど、皆を危険にさらすのは心配でならない。
「そうだね、大丈夫」
リリンダの口調はぶっきらぼうだけど、それは彼女が口下手だから。彼女の心は誰よりも温かいということは、ちゃんとリーゼには伝わっている。