幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
スキルが成長し、硬化させる以外の用途に使えるようになっても、リーゼがスキルを発動する時の掛け声は変わらない。もうそれで定着してしまっているので、今さら直そうとも思わないのだ。
最初のうちは、リーゼが近づくと威嚇していた馬達も、互いの間で意思疎通したのか、三頭目の治療にかかる頃には、皆、おとなしくなっていた。
「よしよし、けっこうな数の馬を確保できたな」
「最初から馬をもらうつもりだったんだ?」
リーゼの治療の様子を見守っていたサージは、馬を集められたことにほっとしているようだ。
馬の餌はかなりの量の備蓄があるし、たしかに、あのままあの穴の中に置いておくわけにもいかなかったのだが。
「向こうが捨てて行ったんだから、こっちでもらってもいいだろ。治療できると思ってないから捨てて行ったんだろうし」
敵の馬を奪うことで、機動力を低下させようとしているのだとしたらサージの計画通りかもしれない。
(……そろそろ、夜になるな)
いつの間にか、日はだいぶ傾いていた。今日、これから向こうが攻めてくるということもないだろう。
最初のうちは、リーゼが近づくと威嚇していた馬達も、互いの間で意思疎通したのか、三頭目の治療にかかる頃には、皆、おとなしくなっていた。
「よしよし、けっこうな数の馬を確保できたな」
「最初から馬をもらうつもりだったんだ?」
リーゼの治療の様子を見守っていたサージは、馬を集められたことにほっとしているようだ。
馬の餌はかなりの量の備蓄があるし、たしかに、あのままあの穴の中に置いておくわけにもいかなかったのだが。
「向こうが捨てて行ったんだから、こっちでもらってもいいだろ。治療できると思ってないから捨てて行ったんだろうし」
敵の馬を奪うことで、機動力を低下させようとしているのだとしたらサージの計画通りかもしれない。
(……そろそろ、夜になるな)
いつの間にか、日はだいぶ傾いていた。今日、これから向こうが攻めてくるということもないだろう。