食堂の白井さんとこじらせ御曹司
テレビ番組で見るあのシーン。いくら新鮮な魚と言って売られていても、ある程度の時間は立っています。
釣りたての魚はどれほどおいしいのか……一度食べてみたいと思うのです。
「ああ、なるほど!それは確かに一度は食べてみたいな。ねぇ、結梨絵ちゃん、僕が上手に魚をさばけるようになったら、一緒に釣りに行こうか」
「え?魚をさばけるようになっても、釣れなければ食べられませんよね?」
「そうだなぁ、じゃぁ、結梨絵ちゃんが釣り担当」
「私が、釣り担当ですか?」
まさかの話に、びっくりして目が真ん丸になりました。
「冗談、冗談。ははは」
「もー、和臣さん」
楽しそうに笑い出した和臣さん。冗談も言う人だったんですね。
冗談……ですか。魚が捌けるようになったら、一緒に釣りに行こうっていうのは、冗談だったのですね。
「さすがに、ちょっと無理だから、今度は店内のいけすで自分でとった魚を食べられる店なんてどう?」
「あ、テレビで見たことがあります!網でも取れるし、釣りもできるんですよね?」
「そう。釣りの場合は、何が釣れるのか分からないスリルがある」
「スリルですか?」
「高級魚が釣れたら、会計が高額になる」
「えー、そんなシステムなんですか?それは、確かにスリルが……でも、せっかくそういう店に行ったら釣りがしたいですよね?」
「だね。釣った魚も食べきれないと勿体ないから、大人数で行ったほうがいいだろうなぁ」
あ。そうですね。みんなで行くということですよね……。
……二人じゃないんだ。
……二人じゃないなら……。また、会ってもいいかな。
また会える。
会いたい。
二人じゃなければ……。
「あ、次のショーが始まるみたいだね」
メイン料理を食べ終わったころに、映像が切り替わった。
「かわいい……!」
今度は、イルカさんが空気を吐き出して丸いわっかを作って遊んでいる映像が映し出されました。
水族館ではタイミングが合わないとみられないものが、ここでは次々とみることができるようです。
「イルカって、右脳と左脳を上手に使い分けて、体の半分ずつで眠ることができるんだって」
「え?本当ですか?すごいですね。便利そうです、あ、いえ、便利じゃないですね。もし、人間がそういう風にできてたら、ブラック企業とか……右側で寝て左側で働け!とか言われそうです……」
釣りたての魚はどれほどおいしいのか……一度食べてみたいと思うのです。
「ああ、なるほど!それは確かに一度は食べてみたいな。ねぇ、結梨絵ちゃん、僕が上手に魚をさばけるようになったら、一緒に釣りに行こうか」
「え?魚をさばけるようになっても、釣れなければ食べられませんよね?」
「そうだなぁ、じゃぁ、結梨絵ちゃんが釣り担当」
「私が、釣り担当ですか?」
まさかの話に、びっくりして目が真ん丸になりました。
「冗談、冗談。ははは」
「もー、和臣さん」
楽しそうに笑い出した和臣さん。冗談も言う人だったんですね。
冗談……ですか。魚が捌けるようになったら、一緒に釣りに行こうっていうのは、冗談だったのですね。
「さすがに、ちょっと無理だから、今度は店内のいけすで自分でとった魚を食べられる店なんてどう?」
「あ、テレビで見たことがあります!網でも取れるし、釣りもできるんですよね?」
「そう。釣りの場合は、何が釣れるのか分からないスリルがある」
「スリルですか?」
「高級魚が釣れたら、会計が高額になる」
「えー、そんなシステムなんですか?それは、確かにスリルが……でも、せっかくそういう店に行ったら釣りがしたいですよね?」
「だね。釣った魚も食べきれないと勿体ないから、大人数で行ったほうがいいだろうなぁ」
あ。そうですね。みんなで行くということですよね……。
……二人じゃないんだ。
……二人じゃないなら……。また、会ってもいいかな。
また会える。
会いたい。
二人じゃなければ……。
「あ、次のショーが始まるみたいだね」
メイン料理を食べ終わったころに、映像が切り替わった。
「かわいい……!」
今度は、イルカさんが空気を吐き出して丸いわっかを作って遊んでいる映像が映し出されました。
水族館ではタイミングが合わないとみられないものが、ここでは次々とみることができるようです。
「イルカって、右脳と左脳を上手に使い分けて、体の半分ずつで眠ることができるんだって」
「え?本当ですか?すごいですね。便利そうです、あ、いえ、便利じゃないですね。もし、人間がそういう風にできてたら、ブラック企業とか……右側で寝て左側で働け!とか言われそうです……」