食堂の白井さんとこじらせ御曹司
……黒崎さん、資料として後でほしがるかもしれませんね?私も撮っておきますか。
「じゃぁ、私がゆっくり化粧するのを見て、真似してやってみて」
下地、ファンデーション、パウダー、アイライン、ブロウ……。
「就活メイクだったら、アイラインはこれくらい控えめで大丈夫。ここから先は、就活には必要ないかもしれないけれど、せっかくだから練習しましょうか?」
もう少し目が大きく見える方法も教える。マスカラの使い方、ビューラー、ホットビューラー……。
久しぶりに自分で化粧したけれど、菜々さんに3度化粧してもらった記憶があるからなのか、今までの自分のメイクよりもかわいくなった。
菜々さんメイクよりに変化したようです。
二人も、ゆっくり慎重に、こわごわなんとか化粧をしました。
「メイク落としで、一度メイクを落として、今度は、私の見本なしで練習してみましょうか」
二人とも素直にうなづいて一から化粧をやり直します。
やはり、手が震えてアイラインはうまく引けないみたいです。目の際って慣れないと怖いものね。
頬紅に口紅は完璧。
「どう?あとは練習するしかないですが」
「白井さんっ!ありがとうございます!できました!私、化粧、できました!」
村上さんと横山さんが二人でお互いの顔を褒めあい、私に何度も頭を下げ、記念に写真を撮っている。
「もう、いいかな?」
そうだ。忘れていました。黒崎さんがパーテンションの向こうで待っていたのです。
「あ、はい。終わりました」
黒崎さんに返事を返すと、すぐに黒崎さんが姿を現します。そして、二人の顔を確かめて、少しだけ微笑みました。
うわ。
だから、匂い立ちますよ。
二人が固まっています。
「うん、自然な感じでいいと思うよ。きっと就職活動もうまくいく。頑張って」
と、優しい言葉までかけています。
……。
こりゃ、勘違いする女性増えますよ。
なんで、今回は塩対応やめちゃったんでしょうかね?
「白井さんのおかげだということを忘れないように」
え?
まさか、私のために、塩対応を封印したのでしょうか?
「はい、ありがとうございました!」
二人がぺこりと黒崎さんに頭を下げ、慌てて去っていきます。
うん。気持ちわかります。イケメンって毒ですよね。ある意味。耐性が付いていないと逃げたくなります。
「じゃぁ、私がゆっくり化粧するのを見て、真似してやってみて」
下地、ファンデーション、パウダー、アイライン、ブロウ……。
「就活メイクだったら、アイラインはこれくらい控えめで大丈夫。ここから先は、就活には必要ないかもしれないけれど、せっかくだから練習しましょうか?」
もう少し目が大きく見える方法も教える。マスカラの使い方、ビューラー、ホットビューラー……。
久しぶりに自分で化粧したけれど、菜々さんに3度化粧してもらった記憶があるからなのか、今までの自分のメイクよりもかわいくなった。
菜々さんメイクよりに変化したようです。
二人も、ゆっくり慎重に、こわごわなんとか化粧をしました。
「メイク落としで、一度メイクを落として、今度は、私の見本なしで練習してみましょうか」
二人とも素直にうなづいて一から化粧をやり直します。
やはり、手が震えてアイラインはうまく引けないみたいです。目の際って慣れないと怖いものね。
頬紅に口紅は完璧。
「どう?あとは練習するしかないですが」
「白井さんっ!ありがとうございます!できました!私、化粧、できました!」
村上さんと横山さんが二人でお互いの顔を褒めあい、私に何度も頭を下げ、記念に写真を撮っている。
「もう、いいかな?」
そうだ。忘れていました。黒崎さんがパーテンションの向こうで待っていたのです。
「あ、はい。終わりました」
黒崎さんに返事を返すと、すぐに黒崎さんが姿を現します。そして、二人の顔を確かめて、少しだけ微笑みました。
うわ。
だから、匂い立ちますよ。
二人が固まっています。
「うん、自然な感じでいいと思うよ。きっと就職活動もうまくいく。頑張って」
と、優しい言葉までかけています。
……。
こりゃ、勘違いする女性増えますよ。
なんで、今回は塩対応やめちゃったんでしょうかね?
「白井さんのおかげだということを忘れないように」
え?
まさか、私のために、塩対応を封印したのでしょうか?
「はい、ありがとうございました!」
二人がぺこりと黒崎さんに頭を下げ、慌てて去っていきます。
うん。気持ちわかります。イケメンって毒ですよね。ある意味。耐性が付いていないと逃げたくなります。