どうすれば良いの?


「ハイ! 私は札幌出身の25歳で高校卒業後ファションモデルをしております。
実家は、札幌で寿司屋をやってまして両親と兄が1人、兄は車のセールスマンです。

私は現在はモデルの仕事を、しておりますが30歳までにはモデルを辞めて札幌で不動産関係の起業をしようと準備もしております。」

莉子
「凌さんの実家は札幌のお爺ちゃん、お婆ちゃんちの近くなんだよ」


「え! どこなの?」


「澄川です!」


「いやぁ〜すぐ近くじゃあない!」


「じゃあ、ゆくゆくは、札幌へ…
ファションモデル… 確かに背が高いな!
モデルって、ファション雑誌に出てるの?」

莉子
「凌さんは、雑誌とか海外のパリコレとかミラコレとかファションショーに出たり、
今年から超一流ブランドの専属モデルになったんだよ!」


「ゴメンな、ファションとかに詳しくないから…
こんな言い方をして申し訳ないんだが、結婚となれば君が莉子を養っても大丈夫か心配するのが親というものでね。
モデルさんの収入ってどうなのかな?
その後の起業は、確実なお仕事なのかなぁ?」


「モデルの仕事は高校卒業してからやってまして、海外のファションショーは、かなりの収入があったので札幌に投資用のマンションもあります。
仕事を辞めても家賃収入で普通に暮らせると思います。
東京の今の自宅も分譲のマンションで支払いは済んでます。

将来の起業ですが、親戚が札幌で大きな不動産会社を経営してましておじには起業した場合、
子会社として傘下に入れてもらえるように話しがついてます。
私も、不動産関係の資格を取りました。」


「お父さん…、 
なんだか莉子は玉の輿みたいだよ?」


「う…ん。 池内さん!女性問題は大丈夫なの?
モデルさんなら モテモテだろ?」


「もし浮気するくらいなら彼女は作りませんし、ましてや結婚なんかしないと思います。

私は莉子さんといると、安心できて温かい気持ちになるんです! 
だからずぅーとお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一緒にいたいんです!」


「ふふふ。お父さんの負け〜。
私は賛成よ! こんなにウチの娘を好きって言ってくれるんだもん!」


「ハァ〜。 やっぱりかぁ。わかった!
2人を認める。」


「ありがとうございます!」

莉子
「ありがとう。」


「莉子さんが退院して就職が決まったら、またご挨拶に伺います。」


「いつでも、2人で遊びにおいで! ね!」

凌、莉子
「はい!うん!」


両親と私達で話し合い、私が退院するまではお母さんが私のマンションに滞在する事になった。
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