どうすれば良いの?
サプライズ
松葉杖をついている莉子に合わせて、ゆっくり歩いてくれる凌さん。

ウチのパパも優しいが、やっぱり家族の愛情とは全然違う。
凌さんは、きっと優しいお父さんになりそう…

ふふふ。

ル トレッフルに到着し、お店のドアを開ける。

良介
「いらっしゃいませ。池内さん、莉子ちゃん。
どうぞこちらへ」

私たちは、予約席へ案内された。

オーナーが私の椅子を引き、私を座らせてくれ松葉杖を預かってくれた。

良介
「では、お飲み物はいかがなさいますか?」


「俺はグラスワインの白で、莉子はオレンジジュース?」

莉子
「うん。」

良介
「畏まりました。少々お待ちくださいませ」


莉子
「何だか、オーナーに案内されて、緊張するね」


「あぁ。」

飲み物がきて、凌と莉子は乾杯する。


「莉子。今回のパリ旅行が無事に済んだ記念に乾杯!」

莉子
「楽しい旅行のプランを立ててくれてありがとう!乾杯!」  カチン♪
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