どうすれば良いの?
凌は、莉子の手を握り莉子を見る。

莉子は頷き、笑顔を向けた。
凌も笑顔になり、頷いた。

莉子は、昨日産科で"私これから…どうすれば良いの?"と頭が真っ白になった事が信じられない程しっかりとした凌さんの計画に改めて凌さんに一生ついていこう!
そして凌さんや両家の家族、まわりの人たちに感謝しながら生きていこうと決意した。

凌さんがこちらを心配そうに見ていた


「莉子、気分悪い? 大丈夫か?」

莉子
「うん。大丈夫。 ふふふ。」

赤ちゃん聞こえる? 
あなたのパパはとっても優しいパパよ!
安心して大きくなってね!

夕方、帰ってきた莉子の弟の悠希も凌さんと凌さんのご両親に挨拶をし、私の妊娠と結婚にビックリしていた。

莉子
「悠希、高校生でもうおじさんになるけど、宜しくね! 2/19が出産予定日でこっちで産む予定だから!」

悠希
「マジで? 受験は終わってるから大丈夫だよ。姉ちゃんおめでとう。」


「ありがとう。悠希くん。これから宜しくお願いします。」

悠希
「はい。こちらこそ宜しくお願いします。」


「東京の大学なら、ウチで下宿すれば良いよ。ハハハ!」

悠希
「一応地元の国立を狙ってるんですが、東京の私立大学も受験しますから試験の時は泊めて貰えると助かるかなぁ〜」


「いつでも莉子の様子みに遊びにおいでよ。」

悠希
「はい!」
みんな和んでニコニコしていた。
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