どうすれば良いの?
凌さんのお父さんからの提案で


「順序が逆で申し訳ございませんが、でも筋を通したいので莉子さんの体調もありますが…

莉子さんが夏休みのうちに結納をさせていただけないでしょうか?
その時に簡単でもいいので身近な親戚だけに莉子さんと凌のお披露目をしたいと思いまして……」

信吾
「そうですね。私は一人っ子ですので身近な親戚は札幌の家内のお姉さん夫婦くらいですね〜」


「私の方も身近な親戚は、家内のお兄さん家族くらいです。
私の兄は東京でして兄夫婦にも連絡します。」

信吾
「では、本当に身近な親戚だけのお披露目会と言う事で…、いつにしましょうか。
札幌の方がいいですよね?」


「こちらの我儘ばかりで本当に申し訳ございませんが、そうしていただけると助かります。
凌。 月末にまた日本にこれるか?
莉子さんの体調もあるが、7/31の土曜日
ウチの店で結納して、東京の兄さん夫婦と中山家と、莉子さんのおばさんご夫婦をお招きしてお披露目会をしよう。」


「ああ、今日、こっちの事務所とパリの事務所に結婚の報告の連絡するわ。」


「あの、お父さんとお母さんには申し訳ございませんが、札幌までお越しいただく事になりますが飛行機のチケットは凌が用意しますので、宜しくお願いします。」

身近な親戚にお披露目会をする事になり嬉しい莉子。
凌もまた莉子の手を握り、笑顔になる。
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