【完結】最高糖度のキミが好き


 昨日も話の途中でしどろもどろになって、彼に顔を覗き込まれ余計に取り乱してしまった。



 溜息を吐きながら教室に入ると、丁度窓際の座席で私と同じように脱力するどころか、机に頭を完全に伏せている芽依菜ちゃんの姿があった。



「おはよ。芽依菜ちゃん。どうしたの……?」

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