この恋は狂暴です
《乃野side》
「ひぃや―――――――――――――――っつ!!」
ばかばか!なにが安全運転よっつ! 死ぬ―――――ッ!!!
「乃野、目ぇ、つぶんな!開けてみろ!」 薫の声が聞こえた。
恐る恐る目を開けると、周りの景色が流れている。
草も木々も光までも ・ ・ ・
「キレイ」 つい、そんな言葉が出た。
風の音とメットで塞がれているのとで、薫には聞こえなかったみたいだけど、私は薫の腰に回した手を、少し緩めて、またしがみついた。
それに気付いたのか、薫は私の回した手を上から包み込んだ。
ん?手?――――――――――――――――?って、か、薫っ!片手運転っ?!
「きゃ――――――――――――――っつ!!やっぱり怖い~~~~っ!!」
そんなこんなで、ウチの近くのコンビニまでたどり着いた。
「あはははははは♪乃野、ビビりすぎっ♪」 腹をかかえて笑う薫。
「はぁはぁ、だってっ!バイクなんて原付しか乗ったコトないしっ! それに!全然安全運転じゃないんだもんっ!!」
「え?俺、事故ったりしたコトねぇよ?」
「だから~~~そーゆうー ・・ 」 しゃべりかけて、私は一瞬、言葉を失った。
薫がバイクに少しもたれかかって、笑う姿が、あまりにもサマになってて
う/// 見とれてしまったっ。
「あれ、薫くんじゃない?」 「え?どこどこ~♪」
「わっ!ホントだっ!あいかわらずカッコいい~♪」
その声に振り向くと、5人くらいのギャル系の女の子達が薫を見て騒いでる。
はぁ~ どこ行っても目立つんだな薫は。
ため息をついてると、ギャル系の女の子達が近寄って来た。
「薫く~ん♪LALIELにもどったの?」 「LALIELの頃からファンだったのー♪」 「私も私も♪」
この子達、薫の悪い時代を知っている。
すると、その中の1人が私に気付き、 「え?もしかして彼女?」
「まさか、薫くんの彼女って、アノ人でしょ?」 ・・と言った。
――――――――― え?
な、なに?誰?
彼女って? アノ人って?
今まで、薫の彼女なんて聞いたことないのに。
パッと薫の方を向くと、 ――― え?薫の顔が歪んでる?
「お前ら、ウザイ。どっか行けっ!」
薫が履き捨てるように言い、
「こいつ俺の彼女だよ。」 と続けた。
「えっつ?ウソ!」「え、じゃ、アノ人と別れたのっ??」
皆、ビックリした顔をして口走った。
また
アノ人って ・・
「散れっ!」 薫の低い声と睨みのせいで、その子達は去っていった。
「・・」
薫は私と目を合わせようとしない。
どうして? アノ人って ・・・ 誰なの?薫。
「ちっ!あいつら余計な事、ベラベラとっ、」 薫はそれだけ言うと、私の手を取り歩き出す。
私は耐え切れなくて
「か、薫、 あの ・・」 と切り出した。
「お前が心配するような事じゃないから。」 私の声を遮るように薫は言い、そのまま家の前まで送ってくれた。
「明日の朝も向かえにくるから、待ってろよ。」 それだけ言って、薫はニッコリ笑うと元きた道を帰っていった。
「ひぃや―――――――――――――――っつ!!」
ばかばか!なにが安全運転よっつ! 死ぬ―――――ッ!!!
「乃野、目ぇ、つぶんな!開けてみろ!」 薫の声が聞こえた。
恐る恐る目を開けると、周りの景色が流れている。
草も木々も光までも ・ ・ ・
「キレイ」 つい、そんな言葉が出た。
風の音とメットで塞がれているのとで、薫には聞こえなかったみたいだけど、私は薫の腰に回した手を、少し緩めて、またしがみついた。
それに気付いたのか、薫は私の回した手を上から包み込んだ。
ん?手?――――――――――――――――?って、か、薫っ!片手運転っ?!
「きゃ――――――――――――――っつ!!やっぱり怖い~~~~っ!!」
そんなこんなで、ウチの近くのコンビニまでたどり着いた。
「あはははははは♪乃野、ビビりすぎっ♪」 腹をかかえて笑う薫。
「はぁはぁ、だってっ!バイクなんて原付しか乗ったコトないしっ! それに!全然安全運転じゃないんだもんっ!!」
「え?俺、事故ったりしたコトねぇよ?」
「だから~~~そーゆうー ・・ 」 しゃべりかけて、私は一瞬、言葉を失った。
薫がバイクに少しもたれかかって、笑う姿が、あまりにもサマになってて
う/// 見とれてしまったっ。
「あれ、薫くんじゃない?」 「え?どこどこ~♪」
「わっ!ホントだっ!あいかわらずカッコいい~♪」
その声に振り向くと、5人くらいのギャル系の女の子達が薫を見て騒いでる。
はぁ~ どこ行っても目立つんだな薫は。
ため息をついてると、ギャル系の女の子達が近寄って来た。
「薫く~ん♪LALIELにもどったの?」 「LALIELの頃からファンだったのー♪」 「私も私も♪」
この子達、薫の悪い時代を知っている。
すると、その中の1人が私に気付き、 「え?もしかして彼女?」
「まさか、薫くんの彼女って、アノ人でしょ?」 ・・と言った。
――――――――― え?
な、なに?誰?
彼女って? アノ人って?
今まで、薫の彼女なんて聞いたことないのに。
パッと薫の方を向くと、 ――― え?薫の顔が歪んでる?
「お前ら、ウザイ。どっか行けっ!」
薫が履き捨てるように言い、
「こいつ俺の彼女だよ。」 と続けた。
「えっつ?ウソ!」「え、じゃ、アノ人と別れたのっ??」
皆、ビックリした顔をして口走った。
また
アノ人って ・・
「散れっ!」 薫の低い声と睨みのせいで、その子達は去っていった。
「・・」
薫は私と目を合わせようとしない。
どうして? アノ人って ・・・ 誰なの?薫。
「ちっ!あいつら余計な事、ベラベラとっ、」 薫はそれだけ言うと、私の手を取り歩き出す。
私は耐え切れなくて
「か、薫、 あの ・・」 と切り出した。
「お前が心配するような事じゃないから。」 私の声を遮るように薫は言い、そのまま家の前まで送ってくれた。
「明日の朝も向かえにくるから、待ってろよ。」 それだけ言って、薫はニッコリ笑うと元きた道を帰っていった。