この恋は狂暴です
何時間 
そうしていただろう 

辺りが暗くなっている ・・俺は何をしていたんだろう 

あれ? 明日は日和が来る日じゃんか。 早く帰らないと・・

え? あ―― 俺 
・・日和と別れたんだっけ? 

・ ・ ・ そっか ・ ・ ・ もう待つ必要ないのか。


ドンッ!!

「?!」 ん?なんか、ぶつかったか?

「コラてめっ!ジャマなんだよっ!!」 どっかのチームのヤツが俺にぶつかり、ガンつけてきた。

「あ?なんとか言えよっ!このくそガキっ!」


ガッ!!
「ぐあっ!!」

「うるせぇ、よ。おまえ」 俺はそいつに頭突きをくらわした。

そこへ、そいつの仲間らしき男らが5・6人、騒ぎに気付き集まってくる。
俺は相手が何人だろうと構わず殴りあっていた。

そのうち、1人のヤツがナイフを出してきて
「なめやがって――っ!このガキっ!!」 そう言って俺に向かってくる。




ああ  ・・丁度いいや。 俺を刺してくれ  
どうせ俺には 
・ ・もう何もないし ・ ・ ・


ガッツ!!
「!!?」    え? 目の前に  ・・腕?

「――――――――――っつたく!なにやってんだっ!薫っ!!」
その腕はナイフを持った男の腕を掴んでいた。

「 え? ・・この声」
目をやると、やはり大紀くん!

「ボケてんじゃないわよっ!薫っち!こんなの楽勝でしょうがっ!」 
泉まで ・ ・いる。

「なっ、なんだっ?!おまえら―――ってっ!ゲッ!ヤバッ!LALIEL!!」
男達は大紀くんの顔を見て、気付いたんだろう、思いっきり走って逃げていった。


大紀くんは俺の顔をじっと見て、
「お前、なにその顔。」 と言った。

?俺 ?どんな顔してるんだ?

「たまたま俺らの仲間が知らせてくれたから良かったものの、お前あのままだと完璧、死んでたかもしれないんだぞっ!」
大紀くんのその言葉に、俺は

「ほっといてくれれば良かったのに」
「?!」
「ちょっ!薫っち!何、言っちゃってるワケっ?!」
俺の言葉に泉がキレる。

「俺の事はもういいよ。 もう  何もないから俺。」

グィッ!  「っつ!」
大紀くんが思いっきり俺の腕を掴んだ。

「泉っ!このまま薫をたまり場に連れてくぞ!」 大紀くんはそう言って俺の事を引きずる。


「だ、っ 、からぁ ! 俺の事は、ほっとけよっつ!!」
俺は大紀くんの腕を振りほどき、バイクに乗り込むと、そのまま走り出した。

「ちっ!あいつっ!!」


――――――――――― ごめん大紀くんっ! でも今は
誰とも会いたくないんだ ・ ・ ・っ
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