ハツコイ
「え?」
「なによ、急に」


あれからよく分からないまま
気づけば部屋には見知った顔が集まっていた。


「結婚?私のAkiくんが?」
「お前のじゃなかったんだよ」


大好きな秋生くん。
どんなに仕事が辛くても頑張れたのは彼がいたから。


「なんでよぉ…ゔッゔぅッ…」
「泣け泣け、泣いて忘れるんだ」
「忘れるわけないッ!部屋中にAkiくんいるわよ!」
「この部屋一面Akiだものね、」


部屋を見るのが辛くなる…


「Akiくんが結婚となると、当時のメンバーも
それぞれ結婚したりしてるのかな?」
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